防犯カメラにノイズが入る原因は?対処法を解説
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防犯カメラにノイズが入る原因を知って対策しよう
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防犯カメラにノイズが入る原因をご存知ですか?「設置当時は綺麗だったのになぜだろう」「ちらつきが入る映像を何とかできないのだろうか」と感じている方のためにノイズの原因と対策方法を解説します。
防犯カメラにノイズが入る原因
配線コードの劣化
防犯カメラにノイズが入る一つの原因は配線コードの劣化です。
複数の防犯カメラを設置している場合は、レコーダーに取り付けられている配線部分を他の防犯カメラの配線と入れ替えて見ましょう。もし入れ替えた先の防犯カメラにノイズが移動した場合は配線コードの絶縁体が劣化しているといえます。
配線コードが長すぎる場合にもノイズが発生することがあるので注意してください。ただし、配線コードを変えても相変わらず防犯カメラにノイズが残っている場合はカメラ本体が故障していると考えられます。
周囲の環境
周囲に強い電磁波を出している場所がある場合は防犯カメラの映像にノイズが入る可能性があります。防犯カメラを設置している場所付近にラジオ局などの施設はないでしょうか。印刷機やプレス機械などの大きな機械も電磁波を発生させるため要注意です。
電磁波以外にも電圧配線もノイズの原因となり得ます。配線が200V電圧である場合、電圧配線と防犯カメラの配線が平行になり電気誘導が生じるのです。できるだけ200Vの電圧配線からは遠ざけましょう。
モニターの故障
防犯カメラの映像にノイズが入る別の原因は液晶モニターの故障です。カメラ一台ではなくつなげている映像全てにノイズが入っている場合はモニターの不具合が起きていると考えてまず間違いありません。激安カメラは電磁波が干渉しやすく故障しやすいので注意しましょう。
モニターが故障した際にチェックするべきなのは電源、HDMIケーブルの2つです。コンセントにプラグがしっかり差し込まれているかを確認し、HDMIケーブルの接続状態もチェックしてください。ホコリがついていると接続不良を起こしやすいので定期的にホコリを拭き取りましょう。
ノイズの出方によって故障の場所が分かる?
防犯カメラにノイズが入る原因はノイズの出方によっても判別できます。カメラ本体が不具合を生じさせていたり、外部からの電磁波や電圧配線による影響でノイズが発生していたりする場合は横縞模様のようなノイズが発生しやすいです。
夜間だけノイズが消える、日中は映像が白飛びしている、映像が全体的に白く濁っているなどカメラの映り方の種類によって要因が異なります。
防犯カメラの故障によるノイズはリニューアルがおすすめ
防犯カメラ本体やモニターが故障していることにより生じたノイズの解消はリニューアルがおすすめ。故障修理のコストを考えると、耐久性の高い防犯カメラに交換したほうが賢いです。
- 映像が縦に揺れる
- 映像が点滅する
- 画面がスクロールまたはブレる
- 横縞状のノイズ
- 塗りつぶした色のノイズ
上記の場合は、カメラがノイズの原因となっている可能性が高いため出来るだけ早く防犯カメラのプロに相談し取り替えましょう。
リースの場合は防犯カメラの保守サービスが充実していることがほとんどです。カメラ故障時の修理や部品の交換、代替機器の貸与の保証がないか確認してください。遠隔操作で防犯カメラとレコーダーが正常に動作しているかを確認するサービスもあります。
防犯カメラのノイズは原因を取り除いて鮮明な映像に!
防犯カメラを設置していても映像にノイズが入ると意味を成しません。ノイズの特徴から原因を探って出来るだけ早く対策しましょう。カメラ自体が故障していることによるノイズもあるため、あまりにも早く故障した場合は耐久性が高い防犯カメラにリニューアルすることをおすすめします。
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